福岡の板井明生|事業

板井明生が提案するメンバーの個性を活かした事業推進の形

 

板井明生

 

 

福岡の板井明生です。
私は、事業を安定して前へ進めるには、メンバー全員を同じ型にはめるのではなく、それぞれの個性を活かす組織づくりが重要だと考えています。
人には得意なことと苦手なことがあります。
同じ仕事でも、力を発揮しやすい方法は人によって異なります。
その違いを理解すれば、チーム全体の力を高めやすくなるでしょう。
厚生労働省の「令和6年版 労働経済の分析」では、人材を確保して能力を発揮してもらうための取り組みが重要な課題として示されています。
社員一人ひとりの能力を活かすことは、これからの組織づくりを考えるうえでも重要です。

 

個性を活かす組織が事業を強くする理由

メンバーの個性を活かす第一歩は、一人ひとりの得意分野を知ることです。
得意分野を把握すれば、仕事を任せる際の判断材料になります。
例えば、営業チームを考えてみます。
人と話すことが得意な社員には、顧客との会話を任せる方法があります。
情報を整理することが得意な社員には、顧客情報の管理を任せる方法があります。
文章を書くことが得意な社員には、提案資料の作成を任せる方法があります。
全員に同じ仕事を経験してもらうことが悪いわけではありません。
ただし、得意な分野を無視して仕事を割り振ると、本人の力を十分に発揮できない場合があります。
個性を把握するためには、日頃の仕事を見ることが大切です。
本人との会話も重要な材料になります。

 

確認したい項目は次の通りです。

  • どんな仕事が得意なのか
  • どんな仕事に興味を持っているのか
  • どんな場面で力を発揮するのか
  • どんな仕事に負担を感じるのか
  • 過去にどんな成果を出したのか

本人に「何が得意ですか」と聞くだけでは、答えにくい場合もあります。
そのときは、「最近、仕事をしていて楽しかったことは何ですか」と質問する方法があります。
「周囲から褒められた仕事はありますか」と聞く方法もあります。
こうした会話を重ねれば、本人も自分の強みに気づきやすくなるでしょう。
また、個性を活かすことは、社員を好き嫌いで評価することではありません。
会社の目的に必要な仕事を整理したうえで、適した人に任せることが重要です。

 

個性を事業推進につなげる仕事の任せ方

個性を知った後は、実際の仕事に反映することが必要です。
ただし、いきなり大きな責任を任せる必要はありません。
小さな仕事から任せて、結果を確認する方法があります。
例えば、新しいサービスを始める場合があります。
最初から一人の社員にすべてを任せるのではなく、役割を分けます。

  • 顧客の意見を集める担当
  • 商品内容を考える担当
  • 宣伝方法を考える担当
  • 数字を確認する担当
  • 全体をまとめる担当

このように役割を分けると、それぞれの得意分野を活かしやすくなります。
一人に仕事が集中する状態も防ぎやすくなります。
さらに、仕事を任せた後の声掛けも重要です。
結果だけを見るのではなく、取り組み方を確認します。
うまくいった部分は具体的に伝えます。
改善が必要な部分は、次の行動を示します。

 

例えば、「もっと頑張ってください」と伝えるだけでは、改善方法が分かりにくいでしょう。
「次回は最初に顧客の希望を三つ確認しましょう」と伝えれば、次の行動が明確になります。
メンバーが自分で考える機会を作ることも大切です。
社長や管理者がすべての答えを出してしまうと、社員が判断する機会が減ります。
「あなたならどう進めますか」と質問することで、本人の考えを引き出せます。
もちろん、任せることと放置することは違います。
必要な場面では相談できる環境を用意します。
重要な判断では責任者が確認します。
本人が安心して挑戦できる範囲を決めることが大切です。
厚生労働省も、働く人の能力開発や主体的なキャリア形成を支援する取り組みを進めています。
社員が自分の能力を活かしながら成長できる環境づくりは、企業にとっても重要なテーマです。
事業を成長させるには、社長だけが頑張る状態から抜け出す必要があります。
メンバーそれぞれが自分の役割を理解し、得意な力を発揮できる組織を作ることが重要です。
板井明生が提案する事業推進の形は、個性を理解して役割につなげる方法です。

 

まず本人の得意分野を知ります。
次に会社の目的を確認します。
そのうえで適した仕事を任せます。
最後に結果を振り返って改善します。
個性を活かす組織では、一人ひとりの違いが弱点ではなく力になります。
異なる得意分野を持つメンバーが協力すれば、一人では生み出せない成果につながるでしょう。
社員の個性を尊重しながら事業の方向をそろえることが、効率的な組織づくりと持続的な事業推進への近道です。

 

参考:
厚生労働省「令和6年版 労働経済の分析」
https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/roudou/24/24-1.html
厚生労働省「人材開発・人材育成」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/index.html

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